VPNを使っても情報漏洩が起きる理由|守れる範囲と限界を整理

VPNを使っても情報漏洩が起きる理由|守れる範囲と限界を整理

VPNを使っているのに情報漏洩が起きるのはなぜ?VPNの守備範囲、漏洩が起きる代表的な原因、誤解されやすいポイントを分かりやすく解説します。

VPNを使っても情報漏洩が起きる理由|何が守られていないのか

結論|VPNは「万能な防壁」ではない

VPNを使っているのに、

  • 個人情報が漏れた
  • 不正ログインが起きた

という話を聞くと、不安になります。

しかし多くの場合、 VPNの守備範囲外で問題が起きています。

このページでは、 VPNを使っても情報漏洩が起きる代表的な理由を整理します。

情報漏洩=通信の盗み見とは限らない

まず押さえるべきポイントは、

情報漏洩の原因は通信だけではない

という事実です。

VPNは、

  • 通信経路の暗号化
  • IPアドレスの置き換え

を行いますが、 情報の管理そのものは守りません。

理由① ログイン情報の流出

最も多い原因です。

  • 使い回しのパスワード
  • フィッシングサイト
  • 不正アプリ
VPNを使っていても、 自分で入力した情報は守れません。

理由② 端末のマルウェア感染

端末にマルウェアが入っていれば、

  • 入力情報の取得
  • 画面内容の取得

が可能になります。

VPNは端末内部を監視しません。

理由③ クラウドサービス側の事故

情報漏洩は、

  • 自分側
  • サービス提供側

のどちらでも起こります。

VPNでは、サービス側の管理ミスは防げません。

理由④ Cookie・ブラウザ情報の蓄積

Cookieやブラウザ情報により、

  • 行動履歴
  • 個人の傾向

が蓄積されます。

これは漏洩ではなく、 情報提供の積み重ねです。

理由⑤ VPNの設定ミス・使い方ミス

以下のようなケースもあります。

  • VPN未接続のまま利用
  • スプリットトンネル設定
  • 一時OFFを忘れる
「使っているつもり」が最も危険です。

VPNで防げる情報漏洩・防げない情報漏洩

種類 VPNで防げるか
通信の盗み見
公共Wi-Fiでの傍受
フィッシング ×
パスワード流出 ×
端末感染 ×
サービス側事故 ×

「VPN=情報漏洩しない」は危険な思い込み

VPNは防御の一部にすぎません。

VPNだけに頼ると、

  • パスワード管理が甘くなる
  • 警戒心が下がる

という逆効果が起きることもあります。

現実的な対策の考え方

  • VPNで通信経路を守る
  • ウイルス対策で端末を守る
  • パスワード管理を徹底する
  • 怪しいリンクを踏まない
層を分けて守ることが重要です。

まとめ

  • VPNは万能ではない
  • 情報漏洩の原因は多層的
  • 通信以外の対策が必要
  • 正しい理解が最大の防御

VPNは、 情報漏洩を防ぐ一部の役割を担います。 過信せず、正しく使うことが最も安全です。

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